また、菜々緒も2017年には8年間で14人もマネージャーが代わり、男性マネージャーが用意した弁当が油っぽかったことから、目の前でゴミ箱に捨てたこともあると同誌に報じられた。
「他にも、友近は過去10年間で20人近くもマネージャーが交代。そのうち2人が『向いてないから辞めろ』と罵倒されたなど、所属事務所の幹部宛てに彼女のパワハラを訴える嘆願書を提出したといいます。2018年には広瀬香美の所属事務所が突然Facebookでマネジメント契約終了を発表。広瀬について『7年間のうち、マネージャーが28人も辞めた』と暴露していますね」(前出・芸能記者)
そんな中でも、マネージャーを“クラッシュ”した数で群を抜いているのはあの人気女性タレントという。
「若槻千夏ですよ。2021年のトーク番組で、23年間でマネージャーが30人も交代していることを自らトーク番組で明かしています。本人は後に“ギャグ”だったと弁明していますが、今年8月に独立した際には、23年間在籍した古巣の芸能事務所内から、これまでの彼女のパワハラ言動の数々とともに『辞めてくれてよかった』との声が噴出していることが一部で報じられました」(週刊誌の芸能担当デスク)
これまで名前が挙がった芸能人の顔ぶれを見ると、長きにわたって芸能界の最前線で活躍する売れっ子ばかりだが、芸能ジャーナリストの竹下光氏はこう語る。
「パワハラを肯定するつもりは毛頭ありませんし、芸能界も一般社会と同様に時代の流れに伴う価値観の変化は受け入れなくてはいけないとは思いますが、そもそも芸能の仕事は特殊で、肉体的にも精神的にもハードなものですからね。まして売れっ子になればなおさらで、成功している芸能人の大半は才能に恵まれているだけでなく、ストイックな努力家という一面も持ち合わせています。そうした芸能人は自分も努力を惜しまない一方、自身をサポートするスタッフなどに求めるものも大きく、要求や指導が行き過ぎた結果、周りの人間についていけないと去られたり、反感を買ったりするケースもあるのではないでしょうか」