1歳4ヶ月の娘は生まれた頃から敏感肌で、頻繁に首元や顔などにカサカサや吹き出物のような物ができていました。特に最近は季節柄空気が乾燥しているので、頬は常にカサついている状態。

痒がって掻くので、もし大きくなった時に痕が残ってしまったら、と気が気ではありませんでした。娘の場合は軽いアトピー体質のようで、肌トラブルで小児科にかかると毎回ステロイドを処方されます。

必ずしもステロイドが悪い!という訳ではないと理解はしていても、やはりまだ幼い子どもに薬を使うのは気が引けてしまうのが正直なところ。いくら弱めのものを処方されても、小さな身体に何日も続けてステロイドを塗らないといけないのは気乗りしませんでした。

スキンケアのみならず“ベビー石鹸”と名前のつくものは手当たり次第試してみましたが、どれも改善は見られず。とりあえず保湿を意識して市販のベビーローションとワセリンでケアをする毎日でした。

そんな時に普段使っている育児情報アプリで偶然『nico石鹸』というものを知り、調べてみることに。

出典:nicosoap.com

無添加石鹸『nico』って?

ご自身も肌に悩みを抱えて幼少期を過ごしたという2児ママさんに開発された『nico石鹸』。公式サイトによると『nico石鹸』が敏感肌に良い秘密は天然由来の保湿力にあるようです。

出典:nicosoap.com

保湿力の高い「ウチワサボテンオイル」を配合されているようで、その保湿力はなんとアルガンオイルの約1.5倍だそう。『nico石鹸』は全て天然素材で作られており、気になる石油系成分や合成界面活性剤、合成香料や着色料、防腐剤なども一切使用されていない本当の意味での天然由来100%の石鹸です。

配合成分は皮膚炎や発疹などを抑える効果があることで知られるカンゾウ根エキスや、抗炎症作用や抗菌作用、保湿作用のあるオウゴンエキスなど、肌トラブルに効果のあるものばかり。

出典:nicosoap.com

更にその有効成分が損なわれることのないよう、コールドプロセス製法で1ヶ月以上熟成させ、手磨きで仕上げるというこだわりっぷり。

コールドプロセス製法とは、製造過程で自然に発生する熱を使用し、温度や湿度を管理しながらじっくりと仕上げる製法で、時間と手間がかかる分、天然素材の有効成分を熱に破壊されることなく、石鹸に閉じ込めることができるのだそうです。赤ちゃんの肌はつるつるで水分が多いように見えて、実はすごく乾燥しています。

その肌の薄さは大人の半分以下と言われており、しっかりと保湿ケアをしてあげなければすぐにカサカサや湿疹ができてしまうほどデリケート。小さな身体でも汗腺は大人と同じ数あり、大人の2~3倍は汗をかくと言われています。そして肌の持つバリア機能も未熟なので、汗疹や湿疹などの肌トラブルを起こしがち。

汗以外にもよだれや涙などをふき取る際の摩擦でも皮膚が刺激されてしまい、肌のバリア機能をさらに低下させてしまいます。だからこそ、赤ちゃんの肌を守るためには洗浄力と保湿力の両方を兼ね備えたせっけんで洗い、正しくスキンケアしてあげることが大切なのです。

『nico石鹸』と他のせっけんの違いは?

私はこれまで泡で優しく洗ってあげる方が赤ちゃんの肌には良いと思っていたのですが、それは間違いだったようです。

何でも、液体石鹸は製造過程で100℃以上の高温で加熱することが多く、熱に弱いビタミンやアミノ酸などのお肌にとって大切な有効成分が壊れてしまうのだそう。加えて、液体石鹸の大半は合成洗剤でできているため洗浄力が強く、洗いすぎる状態が発生しやすいのだとか。

私はこれまで娘の顔や髪、全身を液体石鹸で洗っていたので、本当にショックを受けましたし、「なんとなく良さそう」ではなく、もっときちんと成分を調べて石鹸を選ぶべきだったと心の底から後悔しました。

赤ちゃんのスキンケアには“石鹸選び”こそ重要だったのです。

実際に購入してみた

乾燥した空気で霜焼けのようになってしまった娘の頬を一刻も早くなんとかしたい一心で早速『nico石鹸』を購入。

可愛らしいパッケージを開けると“天然由来”、“本当の無添加”らしい優しい色合いのまあるい石鹸が出てきました。使い方も親切に書かれています。

専用の泡だてネットでよく泡立て、“手のひらで”洗い、ぬるま湯で流すのがポイントだそう。

これまで娘の顔や身体を洗う際はガーゼを使用していた私は、石鹸選びだけではなく洗い方も良くなかったことを初めて知り、反省しました。『nico石鹸』は肌のみならず、洗髪も可能なので、これ一つでデリケートな赤ちゃんの全身を優しく綺麗に洗うことができます。

また、敏感肌の全身洗浄用に作られたものなので、肌が敏感なパパやママも一緒に使うことができるのも嬉しいポイントですね。