今年はサザンが45周年、松任谷は昨年から続く50周年ツアー中と多忙を極める中、7月から制作をスタート。8月に東京都内でレコーディングを行ったというが、リリースのタイミングからして、おおみそかの『第74回NHK紅白歌合戦』での生パフォーマンスを見据えているようだ。

「今年の紅白のリストにサザンの名前はなかったが、このところ節目節目で紅白に特別枠で出演しているので今年もその去就に注目が集まっている。これといった新曲がないユーミンは出場の理由がなかったが、桑田とのデュエット曲発売でこれもクリア。また、桑田とユーミンがコラボした18年の紅白の歌手別視聴率は、サザンが45.3%(ビデオリサーチ、関東地区)で2位の米津玄師を上回った。紅白を視聴する年配の世代だけでなく、若い世代にもウケているということだろう。また今年の紅白はジャニーズ勢が0組だったことなどから、過去ワーストの視聴率も予測される。そんな中、桑田はサザンとユーミンとのデュエットの“二刀流”をこなしてくれれば視聴率を底上げしてくれるのでは」(芸能記者)

 近年の紅白は若い視聴者の取り込みを目指しているはずだが、結局、桑田頼みになりそうだ。