几帳面な性格ってよく耳にしますが具体的にはどんな性格なのでしょうか?
短所と長所をそれぞれ7つご紹介したいと思います。
また面接の際に几帳面な性格を自己PRする方法も一緒にお伝えします。
これを見れば自分の几帳面な性格の長所を活かせることができるかも!
几帳面な性格ってどんなイメージ?
几帳面な性格です!と自己PRされるとどんなイメージを持ちますか?
真面目、丁寧、仕事ができる、きっちりとしたい心理の持ち主などなど…。
どちらかと言えばしっかりとした堅い人のイメージを持つ人が多いのではないでしょうか。
こういう几帳面な性格、心理の持ち主は評価が高く、仕事でも部活でも重宝されます。
しかし裏を返せば融通が利かない、嘘がつけない、前しか見えないという短所もあります。
この記事ではせっかく長所の多い几帳面な性格をしっかりと自己PRできるように、7つに分けてお伝えしたいと思います。
あと短所と捉えられる部分も7つご紹介します。
既に几帳面な性格な人も、几帳面な性格になる方法を知りたい方も、几帳面な人の心理を知りたい人も必見です!
几帳面な性格の短所
ではまず几帳面な性格の短所のほうから見ていきましょう!
几帳面な性格の短所①融通が利かない
几帳面な性格の短所①は融通が利かないというものです。
几帳面な性格の持ち主の心理は、清く正しく正確に、というものがあります。だから間違っているものや間違った手順を好みません。
これくらいの違い許容範囲以内だろう…とみんなが思ってもダメです。決められた通りでなければいけないという、融通の利かなさがあります。
こういった几帳面な性格故の短所のせいで、人から嫌われるわけではありませんが慕われないこともあります。
正しいことをしているだけなのですが、なんだかちょっと寂しい心理になりますね…。
こんな場合は、人に几帳面さを押しつけないことが改善策となります。
几帳面に作業するのは自分だけ、他人の作業には几帳面である意味を求めない、と割り切れば楽になりますよ。
几帳面な性格の短所②嘘がつけない
続いて几帳面な性格の短所②ですが、嘘がつけないというものがあります。几帳面な性格の人はしっかり者で素直な心理を持った人が多いです。
そのため人を騙す事や、嘘をつく事が苦手なんです。
もちろん、長所でもあるのですが人間生きていれば嘘をつかないといけない部分もありますよね…。
こんな風に馬鹿正直に答えることしかできないという弊害があるため、不本意ながら人を傷つけることもあるんです。
こんな几帳面な性格の人は開き直ってしまいましょう!
嘘がつけないのに無理やりついても意味がありません。正直者になる方法で乗り切ってしまいましょう。
嘘がつけないを短所として挙げましたが、生きにくいというだけで、悪いことではありません。
「正直に言うけどね…」と付け加えるだけで、受け取る側の心理もある程度気構えできます。
几帳面な性格の短所③丁寧過ぎるが故に仕事が遅い
これも短所として挙げましたが、裏を返せば長所になるものです。
几帳面な性格の短所③は丁寧に仕事や作業をし過ぎるが故に、行動が遅いというものです。
丁寧なのは良いことですし、正確な作業は信頼を生みます。しかし時と場合にもよりますよね。
繁忙期、ある程度の融通を利かせて作業をしないといけない部分を、いつも通りゆっくり丁寧にしていれば追いつきません。
今くらいはちょっと急いでよ…と仕事場の人から思われることもあります。
ただし長所になりえる部分が多いのも事実。
間違った手順で仕事をされて後から手直しをするのはとても手間がかかるものです。
それだったら最初から間違わずに丁寧に仕事をしてもらったほうが手間はかかりません。それに接客関係であれば信頼関係を生みやすいです。
お金にまつわる仕事も几帳面な性格の人の転職と言えます。短所でもあり、長所ともなるのがこの心理の特徴ですね。
几帳面な性格の短所④自分に厳しく他人に厳しく
几帳面な性格の短所④は自分にも他人にも厳しいという心理が働くというものです。
①でも挙げた通り、融通が利かないのも特徴でしたが、それは忠実にルールを守るからです。
自分に厳しくし、ストイックになるあまり、他人にも同じ水準を求めてしまいます。
几帳面な性格の人でしたら良いかもしれませんが、世の中そんな人ばかりではありません。
人に厳しくしたいという意味であれこれ言っている訳ではありませんが、周囲の人はそういう意味でとってしまいます。
自然と人から敬遠されることも珍しくありません。
自分に厳しすぎるというのも、見ている周りを辛くさせるもことがあります。
几帳面な性格の人が自分に厳しくしているのに、自分はこのままでいいんだろうかと落ち着かない心理が働き、周囲の人がストレスを感じることも。
ほどほどにしておかないと、友達を失くしてしまう事にもなりかねません。
几帳面な性格の短所⑤人付き合いが苦手
几帳面な性格の短所⑤は人付き合いが苦手というものです。
もちろん人付き合いの上手な几帳面な性格の持ち主もいらっしゃいます。
ただ、几帳面であるが故に人付き合いにも手が抜けず辛い思いをするという意味で人付き合いが苦手ということなのです。
人付き合いをしていれば、様々な性格の人と知り合いますよね。
だらしがない人、自分に甘い人、怒りやすい人、わがままな人…。こんな人たちは几帳面な人からしたら苦手です。
どうしても自分の几帳面な部分を押しつけてしまいそうな心理になるし、許せないという心理も働くのです。
結果それが几帳面な性格の持ち主のストレスとなってしまい、あまり社交的でなくなります。
気心の知れた、ストレスのたまらない友人とばかりつるむので、交友関係が広くないのも特徴のひとつです。
几帳面な性格になる方法を知りたい人にとっては、ちょっと辛い部分があるかもしれませんね。
几帳面な性格の短所⑥出世しにくい可能性がある
几帳面な性格の短所⑥は出世しにくいかもしれないところにあります。
今まで挙げてきた几帳面な性格の短所を見ていれば、仕事はとても丁寧で正確であるということは分かって頂けると思います。
ではどういう意味で出世しにくいと言えるのでしょうか。
ずばりそれは⑤でも挙げた通り人付き合いが下手ということからきています。仕事での上下関係において、非常に重要なのが人付き合いです。
出世したいと思えば、ある程度のお世辞や媚を売ることが必要となります。
几帳面な性格の人の心理としては、本当に尊敬できる上司であれば一生懸命尽しますし、出世よりも上司のためになりたい!と思って働きます。
そういう上司の元で働ければ出世も間違いないでしょう。しかし尊敬できる上司ばかりではありませんよね。
汚い仕事をしてのし上がった人もいれば、つらいことは人に押し付けて楽をして役職を得た人もいます。
几帳面な人はそう言う人はすぐ見抜きますから、嫌悪感や不快感という心理でいっぱいになります。
結果、自分が尊敬できない上司に対しては、慕うこともできないし、愛想を振りまくこともできません。そうなると上司も几帳面な性格の人を良く思わないでしょう。
仕事は真面目で正確で丁寧なのに、不遇な人がいれば几帳面な性格の人かもしれません。
几帳面な性格の短所⑦ハプニングに弱い
几帳面な性格の短所⑦はハプニングに弱いというものになります。
どういう意味?と思われる方も多いかと思いますが、突発的なことに適応する能力が低いという意味になります。
几帳面な性格の人はその性格から、色々な物事に対して準備万端であることが多いです。想定内のことに関してはいつでも的確な対処ができますからとても頼もしいです。
その反面、想定外のことが起こると冷や汗をかきます。こんなパターンを想像していないから、対処法が分からないのです。
しかも几帳面な人はどんな想定外なことでも正確に対処しなければいけないという心理に襲われます。誰だって想定外のことに対して完璧な対応はできませんよね。
でも几帳面な性格の人はそれすら完璧でないといけない、と思っているのです。そうなってくると対応がどんどん遅くなります。
想定外のことに対して正しく、完璧に対応するためにはどうしたらいいのか?という部分から考えるのですから当たり前ですよね。
想定外のことって、結構スピード解決が求められることが多いです。
とりあえず応急処置をし、完璧に完了させるのは後日でもかまわないのに、几帳面な性格だから今すぐ完璧にしたくなるのです。