◆憧れのエリアから、少し離れたエリアにマンションを購入
兵庫県に住む友里さん(仮名・30歳/会社員)は、夫(35歳/会社員)、息子(5歳)の3人家族。友里さんは、夫と一緒に数年前からマイホーム購入を計画していました。
最初は治安も良く、子どもの学区的にも評判がいい憧れのエリアでマンション購入を検討していました。
しかし、兵庫県の人気エリアにあるマンションは、かなり高額なものが多かったため手が出せませんでした。そこで、やや人気のエリアからは少し離れていて、なおかつ売れ残りの部屋がある物件を家族で見にいくことにしたそうです。
見学にいったマンションは、売れ残っていた部屋が100万円程度安くなっていました。スタッフの方からも、「他にも、購入を検討している人が何人かいる」「モデルハウスで、家具もそのまま残すのでお得に購入できる」などと言われ、友里さんの夫はすでにその気になっていたそうです。
友里さんも、「このエリアで、これ以上安いマンションを新築で買うのは難しいかも」と感じて、友里さん一家は勢いでマンションを購入することにしました。まさかこのマンション購入が、のちのちトラブルを招くことになるとは……。