広島県尾道市と愛媛県今治市を結ぶ「しまなみ海道」、島々の景色に海と空の風景、見どころ満載のドライブコースです。今回はしまなみ海道を結ぶ島々の素敵な魅力を紹介します。
「しまなみ海道」とは
広島県尾道市と愛媛県今治市の間を、瀬戸内海に浮かぶ6つの島々と7つの橋で結ぶ全長約60kmのルートです。青い海と青い空、島々の美しい緑の絶景が続く道のりでサイクリングの聖地としても人気のルートです。
しまなみ海道を結ぶ島々
向島
まずは旅の起点となる尾道市をスタート、「西瀬戸尾道IC」から新尾道大橋を渡り「向島IC」へと進みます。（6.6km/310円）
向島と因島を結ぶ因島大橋の全景を一望できる展望所や、「向島洋らんセンター」は向島の人気の観光スポットです。
島の南にある高見山の山頂からは、瀬戸内海に浮かぶ島々の風景が一望できます。
因島
「向島IC」から因島大橋を渡り「因島北IC」へと渡ります。（6.7km/730円）
約700体の石仏が点在する白滝山の五百羅漢や、戦国時代に活躍した村上水軍の資料を展示する因島水軍城、色とりどりにの花が楽しめるフラワーセンターなど多くの見所があります。
また因島は「はっさく」産地としても有名で、ゼリーや大福など「はっさく」を利用したデザートも島の魅力です。
生口島
「因島南IC」から生口橋を渡り「生口島北IC」へと渡ります。（1.5km/360円）
島内にある「耕三寺」はしまなみ海道を巡る旅の中でも外すことが出来ないスポットです、五重塔など見所の多いお寺ですが、一番の見所は海を望む高台に造られている「未来心の丘」です、真っ白なイタリアの大理石で作られた庭で大理石の白が青い空と海に映える絶景スポットです。
また生口島は海岸沿いに17のアート作品が展示されているアートの島でもある他、瀬戸田サンセットビーチは夕陽のスポットとして人気です。
大三島
「生口島南IC」から多々羅大橋を渡り「大三島IC」へと渡ります。（5.0km/840円）
しまなみ海道を結ぶ6つの島で一番大きな島で、瀬戸内海屈指の古社「大山祇神社」が鎮座するパワースポットです。また、生口島と大三島を結ぶ多々羅大橋を一望できる場所にある「道の駅多々羅しまなみ公園」では、食事や軽食などが楽しめる他お土産品の購入など、ドライブ途中の立ち寄りスポットとして最適です。
伯方島
「大三島IC」から大三島橋を渡り「伯方島IC」へと渡ります。（6.8km/470円）
島の北西にある標高149mの開山山頂にある開山公園は、春には約1,000本の桜が咲き誇るお花見の名所として知られています。また海水浴で人気の伯方ビーチや、CMでも知られる島の名産品「伯方の塩」を始め、瀬戸内海のお土産が充実している「道の駅伯方S・Cパーク マリンオアシスはたか」など立寄りスポットも充実しています。
島内に鎮座する「喜多浦八幡神社」は、九州博多の筥崎宮より分霊勧請し創建された神社で、「伯方島」の名前の由来となった神社とされています。縁結びや家庭円満、安産や交通安全など様々な分野でご利益あり多くの方が参拝に訪れます。
大島
「伯方島IC」から伯方・大島大橋を渡り「大島北IC」へと渡ります。（4.3km/570円）
瀬戸内海を中心に活躍した村上海賊ゆかりの島で、島内には村上海賊ゆかりの資料を展示する「今治市村上海賊ミュージアム」がある他、海賊気分が味わえるとして人気の潮流体験などが楽しめます。
島の南にある標高307.8mの亀老山展望公園からの眺望は「しまなみ海道」屈指の絶景スポットです。
