山頂
さらに展望台から30分ほど歩くと、あっという間に山頂到着です。
山頂にはベンチもあるので、ここで休憩することもできます。ちょうどお昼時を狙って、お弁当持参で登ってみるのがおススメです。ちなみに、この鳶尾山の山頂には、「日本で初めて」というものが設置されていて・・・
じゃじゃーん。日本で最初の一等三角点があります。
地図を作る時の測量方法のひとつに、三角測量があります。三角測量とは、3つの地点を結んだ距離と、角度を調べながら測量するもので、この時、地面に固定された基準点を三角点と言います。この三角点には、一等から四等までの等級がありますが、鳶尾山にあるのはそのうち一等三角点です。
桜の名所へ
実は頂上まで行ったあとは、下山はあっという間なのですが、ちょっとだけ名所をご紹介すると、下山時に「桜の名所」と書かれた看板があります。
昔からある桜の名所というわけではなく、地域の有志が集まり、鳶尾山を桜の名所にするべく植樹活動を行っているそう。筆者が訪れた時は残念ながら秋だったので桜のシーズンではないけれど、どんな景色になるのか楽しみに春ごろ訪れるのもよいのでは。
あっという間に舗装路へ
この桜の名所の看板を過ぎると、あっという間に(体感で10分くらい)舗装路に出てしまいます。
舗装路に出るとすぐハイキングコースの案内図があって、示された現在地を見ると、終盤なことがわかります。
本当に初めての人は十分な距離かもしれませんが、ちょっとだけ山に登ったことがある人は物足りない距離かも。筆者はちょっとだけ物足りなかったので、最後に雰囲気が最高の神社にお参りにいくことにしました。
八菅神社
舗装路を20分ほど下っていくと、徐々に民家が見えてきます。その中に雰囲気のある神社がチラリ。
こちらは八菅神社(はすげじんじゃ)。修験道の修業の場として栄えたという神社です。筆者がここに寄りたかったのはワケがあります。それは・・・
この古くから使われていたであろう雰囲気MAXの、長い長い階段を登りたかったから・・・。階段の幅は昔のサイズなのか、非常に狭く、足を載せるとかかと部分がはみ出してしまうほどです。ひとつひとつの段の石は、角が舐めており、沢山の人が歩いたんだろうなあと想像させられます。この写真で見える階段の先まで行くと・・・
階段の先に、また階段!でも周囲の高い木々に守られて、静寂に包まれており、聖なる場所に導く階段のようで、とっても気分がいいです。ぜひぜひ、鳶尾山ハイキングの締めに、こちらの神社にも足をのばしてみてはいかがでしょうか。
提供:トリップノート
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