整理整頓や片づけは、少しでも生活を快適にするために避けては通れない課題の1つですが、いざ取り組んでみたところで「なかなか片づかない…」という方は少なくないようです。そこで、整理収納アドバイザーとライフオーガナイザーの資格取得の際に学んだ内容から、仕事や家事、気持ちを片づけるときの基準にしていることを紹介します。
心の中で、上司を捨てた
今の上司と一緒に働くようになって約9か月。
週末も退勤後も、「どうやったら上司とうまくいくのか」「仕事の進め方を改善できるのか」を延々と考えてしまう。
常に気持ちが休まらない。
SlackのDM通知がくると、「ああ…」と心が暗くなる。
校正の赤入れ内容を見るとモチベーションがだだ下がる。
大好きな仕事のはずなのに、上司にいろいろ言われないように進めることが優先になってしまい、苦行に感じるようになってしまった。
これらの自分の変化に気づいて、さらにまた、「もうあなたとはやっていけません…」と思うことが積もりに積もった結果、
上司を捨てることにしました。
心の中で。ここでいう「捨てる」とは…
「どうぞあなたのお好きなようにしてください。でもわたしにとってあなたはどうでもいい人なので、向き合いすぎるのはやめますね」
という気持ちで接するということ。
同じ職場とはいえ、新しい上司との価値観や考え方が全然違うことは、割と早い段階で理解しました。その上でどうやったらうまくやっていけるか、自分なりにたくさん会話も提案もしたつもりでした。
ひとつの仕事の進め方について、正解がないこともたくさんあると思います。だから、いろいろな考え方があっていいし、それを伝え合いながら進めるのがいいよね。そう考えていました。
でも、「自分の価値観しか認めない、自分のやりたいようにやりたい」上司が基本的に変わることはなく、一時は改善できた仕事のフローもまたまた元に戻ってしまいました。「フローを元に戻すことで作成工数が増えるなら、締め切りを伸ばせばいいじゃない」と、まるでマリーアントワネットが発したとされる、「パンがないならお菓子を食べたらいいじゃない」くらいの軽いテンションで言い放たれた言葉に、心がポッキリ折れ。