◆ローソンのハイカロリー弁当

 ローソンは値段の割にカロリー(871kcal)が高く、コスパの良さを感じさせる「これがのり弁当」(567円)。

ローソン弁当正面1
値段の割にハイカロリーな「これがのり弁当」567円
ローソン弁当重さ1
容器の重さは9gほど
ローソン弁当重さ2
具材は190gくらい
 全体の重さは403gで、ご飯だけでは215g。僅差ではあるが「肉コンボ!ミックス弁当」よりはご飯が少なかった。

◆ローソンの容器にもくぼみはあるが……

「これがのり弁当」も端に多少のくぼみがある。

ローソン弁当容器1
一応端は凹んでいる
ローソン弁当容器2
傾斜はなく平たい
 しかし、真ん中付近が盛り上がってはおらずむしろ平たい。上げ底と判断するにはなかなか苦しい。コンビニ3社の全ての弁当を比較したわけではないが、「幕の内398」「これがのり弁当」「肉コンボ!ミックス弁当」の中では、セブンの「幕の内398」の底が一番上がっている印象だった。

 「幕の内398」は500円を切ってる割にはご飯の量は少なくない。むしろコスパの良ささえ伺える。しかし、こういった容器を採用してしまうと、せっかくの「コスパ抜群」という魅力が半減しかねない。

 弁当容器に厳しい視線が向けられている今、多少高くても消費者が納得できる容器選びが必要になりそうだ。

<写真・文/望月悠木>

【望月悠木】

フリーライター。主に政治経済、社会問題に関する記事の執筆を手がける。今、知るべき情報を多くの人に届けるため、日々活動を続けている。Twitter:@mochizukiyuuki