いろいろな具材が入っており美味しそうなビジュアル。今回は容器の上げ底がメインではあるが、食材のボリュームにも注目したい。
そこでまず全ての具材が乗っている状態で重さを測る。重さは350gだったが、具材を除いたご飯だけの状態で測ると200gだった。
◆容器の四隅がボコッと凹んでいる上に……
そして、メインの容器チェック。容器の角は歯に装着するマウスピースのようにギザギザしており、いずれもボコッと凹んでいる。また、ご飯が乗っていたエリアも山のように真ん中部分が高い。
コーヒーを容器の真ん中に垂らしてみると、平良に広がらずに端っこに流れていく。
コンビニ弁当を電子レンジで温めると外アツ、中ヒエということは珍しくなく、底を多少上げて熱の通りを良くすることは合理性がある。それでも、「消費者の目をごまかすための上げ底をしている」と言われても仕方ない。
◆ファミリーマートの弁当はいかに
とはいえ、他社はどうなのか。ファミリーマートは10月29日にリリースされた「肉コンボ!ミックス弁当」(550円)を選択。
ハンバーグやウインナー、ベーコンなどが乗ったジャンクな内容だけあってカロリーは747kcalと高い。
全体の重さは397gで、ご飯だけでは219g。値段を鑑みるとご飯の割合は「幕の内398」と差がないように思う。
◆ファミリーマートの容器も上げ底なのか?
容器は、セブンの「幕の内398」ほどではないが周囲にくぼみがある。
おかずが乗っていたエリアのほうが若干上げ底になっているが、「幕の内398」のように真ん中付近が盛り上がっているわけではない。上げ底と言い切ることはなかなか難しい。