インテンションを離れてからは、フリーで活動している櫻井だが、現在の彼について、声優業界関係者は「裏でマネジメントしている人がいるはず」と指摘する。

「櫻井は、インテンション時代から個人SNSは開設していませんでしたが、フリーになった今も個人の公式サイトすら持っていません。事務所独立後、SNSを問い合わせ窓口として利用するタレントがほとんどのため、それがない櫻井はいったいどうしているのか……。代わりに窓口になっている人がいるとしか考えられません」(制作会社関係者)

 ちなみに、騒動以降の櫻井の出演作を見ると、これまで参加してきた作品がメインで、新規の仕事は減っている印象だ。

「かつてナレーションを務めていたバラエティ番組『やりすぎ都市伝説』(テレビ東京系)は、一時期出演を控えていたようですが、今年3月頃から復帰しているもよう。インテンション時代からの仕事なので、退所したとはいえ、裏ではまだ関わりがある可能性もあります。櫻井が前所属先の81プロデュースからインテンションに移籍したときにマネジャーも一緒に来たのですが、マネジャーのほうはまだインテンションに残っているので、その人物が窓口担当なのかもしれません」(同)

声優・櫻井孝宏、モブキャラ役やイベント出演のウラに“寂しい懐事情”?

 なお、これまでさまざまな作品でメインキャラクターを演じてきた櫻井だが、今年公開の劇場アニメ『BLOODY ESCAPE -地獄の逃走劇-』(1月公開)『ふれる。』(10月)では役名のない、いわゆる“モブキャラ”で出演している。

「櫻井ほど知名度のある声優の場合、メインキャストでついでにモブキャラを演じることはありますが、モブキャラでオファーが来ることは絶対にありません。ですが、主演だろうと脇役での出演だろうと、日本俳優連合が定める“ランク制”の報酬基準により、ギャラは一律。劇場版アニメの場合、櫻井ランクであれば10万円以上の報酬が得られますから、非常に“おいしい”仕事です。不倫報道によって事務所が請け負った負債を返済すべく、櫻井を稼がせようと裏で関係者が動いている可能性もありますし、裏でマネジメントを行う存在がいるのではないかと勘繰ってしまうキャスティングですね」(同)