今回の実験で得られた成果から、アバターによるリモート接客は、単なる実験段階から人手不足に悩む飲食業界の新たなソリューションになると考えている。

また、リモートワークの普及に伴い、時間や場所に縛られない働き方を求める人々の新たな雇用機会を創出することで、社会全体の活性化にも寄与できるということを確認している。

将来的には、多言語対応や専門知識を活かした高度な接客など、よりパーソナライズされたサービスを提供。顧客満足度の向上を目指していく。

さらに、飲食業界に限定することなく、小売・観光・自治体などさまざまな分野へと展開することで、ロボットを活用した産業全体のDX推進に貢献していく予定だ。

配膳ロボット「KettyBot」とは


DFA Roboticsが取り扱うサイネージ付き小型配膳ロボット「KettyBot(ケティボット)」は、55cmの狭い通路もスムーズに走行可能な小回りのきくロボット。

今回の実証実験では、リモートで働くスタッフがロボットを操作し接客、注文、配膳および下げ膳を行っている。

正面のサイネージはおすすめメニューや求人募集を表示し広告宣伝にも活用可能。飲食店はもちろん、量販店やイベント会場などの様々な場面で導入された実績を持っている。

近未来の接客体験をしに、「ミライザカ 横浜西口駅前店」へ足を運んでみては。

■ミライザカJR横浜西口店
住所:神奈川県横浜市西区北幸1丁目1-13 横浜駅前ビルディング3F

ワタミ公式サイト:https://www.watami.co.jp
DFA Robotics:https://dfarobotics.com
アバターダイニングラボ有限責任事業組合:https://avatardininglab.com

(丸本チャ子)