また、今回の回想シーンでは“有望選手”として描かれていた海里のボクサーとして具体的なレベル”も推察できるという。
ドラマを視聴したスポーツライターが解説する。
「激闘を繰り広げた元先輩とは8ラウンドまで戦い、そこで判定決着となりました。つまり、『8回戦』の試合だったことになります。基本的にプロテストに受かったボクサーは『4回戦(C級)』からのスタートとなり、そこで1勝、引き分け(0.5勝)の換算で計4勝すれば『6回戦(B級)』に昇格し、さらにここで2勝すれば『8回戦(A級)』になる。つまり、海里はA級ボクサーだったことになります。そのあたりのクラスになると戦績も10戦か、負けや引き分けがかさむと15戦ほどのキャリアとなる。中には日本ランキングに入る選手も出てきますから、そのまま海里がボクサーを続けていれば、日本タイトルを狙える選手にはなっていたと思われます」
自身が演じるにあたり、元A級ボクサーとして違和感がないようにバキバキのボディーに仕上げた玉森の役者魂も見上げたもの。今後も視聴者の“くずキュン”現象は続きそうである。