一時期「なんでも爆発する」と揶揄されていた中国でしたが、近日またもや悲惨な事故が起こりました。

今回爆発したのは、なんとAppleが販売するBluetoothイヤホン「AirPods」。電子機器ブランドの最高峰とも言えるApple製品に、一体何が起こったのでしょうか。

■イヤホンがドカーン

現地メディアの報道によると、被害に遭ったのは苗字を「唐」という男性。彼は5月19日夜、AirPodsを使い友人と電話をしていたのですが、話の途中で本体が突然爆発したとのこと。

唐さんは右耳全体や耳軟骨、そして爆発の衝撃で頬までもを負傷しました。耳の皮膚が破裂してしまった彼は、後に頭部の皮膚を移植する羽目になったと嘆いています。

■偽物では?

この「AirPods」は偽物なのではないか?という疑問が脳裏に浮かんだ方も多いかと思われますが、唐さんはイヤホンを鄭州のApple専門店で購入したと主張。1200人民元(約18000円)という値段からも、正規の販売価格と同じであることがわかります。

中国Appleの店員も「AppleのAirPodsで事故が起こるなんて聞いたことがありません」と困惑しており、「あったとしても偽物」と証言しました。流通で偽物が紛れ込んだのでしょうか…。