「作中でのビジュアルや立ち居振る舞いから、どう考えても10月27日に投開票が行われた衆議院選挙で自民党の選対委員長を務めた小泉進次郎氏で間違いないしょう。進次郎氏といえば、19年9月に環境大臣として国連の気候行動サミットに参加した際の『気候変動のような大規模な問題に取り組む時、それは楽しくなければならず、クールでなければなりません。それもセクシーでなければなりません』と発言し、国内外で物議を醸した。その後も迷言が目立ち、同じような言葉の繰り返しが多いその発言が、ネット上では『小泉構文』や『進次郎構文』などと揶揄(やゆ)されているが、ドラマ内では『白鳥構文』として話題になるのではないでしょうか」(テレビ誌記者)
先の総選挙では、進次郎氏本人は自身の選挙区の神奈川11区で圧勝したものの、自民、公明の与党による過半数割れが確定したが、芸能ジャーナリストの竹下光氏はこう語る。
「『小泉構文』をはじめ、自民党内外でも賛否両論ある進次郎さんが若くして選対委員長に選ばれたのは、当然のことながら衆院選に向けてその人気面を高く評価されての抜擢でしたからね。大敗の責任をとって選対委員長を辞任しましたが、潔い判断であると同時に、今回の選挙での敗北は今後の政治活動においても尾を引きそうです。そういった経緯も含め、ドラマにも注目したいですね」
他方、ドラマの中での白鳥は「民政党」の政調会長を務め、クリーンなイメージとルックスで国民から絶大な支持を得ており次期総理候補と目されており、今後も作中で存在感を増していきそうだが果たして――。