ストーリーにアップされた流血ウィンク写真(現在は見ることができません)は、唐田のファンページで「いいね!」とともに拡散されるほど! 清純派一辺倒の印象を脱却し、女優魂を見せつけた彼女のチャーミングな笑顔はまた格別です。
◆急落したイメージを回復できたのはなぜ?
彼女の投稿に「いいね」や好意的なコメントが並ぶようになったのは『極悪女王』での熱演があってこそ。唐田は不倫騒動を受けての活動を休止以降、オーディションを経て3年ぶりに映画『の方へ、流れる』に主演しました。そして『極悪女王』の長与千種役もオーディションで勝ち取っています。
騒動前は棒読みの印象があった唐田ですが、オーディションを重ねた結果なのか「こんなに演技ができる女優さんになったのか」と驚きました。『極悪女王』で唐田が演じた長与は、主人公・ダンプ松本こと松本香(ゆりやんレトリィバァ)の同期。当初は松本とともに落ちこぼれで、可愛らしく友情を育みます。
しかし長与はデビュー直後からスター性を発揮。ベビーフェイス(プロレスにおける善玉を意味。ヒール=悪玉の対義語)として人気を集めるようになります。そしてライオネス飛鳥(剛力彩芽)と『クラッシュギャルズ』を結成し、国民的レスラーに上り詰めていくのです。
あどけない少女が、少しずつプロレスラーとして光り輝いていく様子。そして、ダンプ松本との「敗者髪切りデスマッチ」での、激しくも美しい戦いぶりには圧倒されました。これらの熱演が多くの視聴者の心を打ったことは明らかです。アンチコメントの嵐から一変、SNSには彼女の女優魂を感じた人たちによる好印象のコメントが目立つようになりました。
◆坊主頭も厭わない、体当たりの役作りにはリスペクトしかない