【3分間スピーチのネタ選び】おすすめのテーマは?時事ネタはNG?
では、具体的には、どのようなテーマを3分間スピーチのネタにするといいのでしょうか。おすすめのテーマをあげてみましょう。テーマは、大きく分けて4つです。
(1)趣味をテーマにする
(2)日常をテーマにする
(3)思い出をテーマにする
(4)仕事・会社関係をテーマにする
(1)趣味をテーマにする
(1)趣味をテーマにする、は一番ネタを探しやすいテーマになります。誰よりも、話している自分が面白いのでおすすめです。自分の好きなことをプレゼンする、と考えるのがコツです。
例えば、コーヒーが好きな人であれば、こんな構成ができます。
①コーヒーのどんなところが好きなのか
②今、どんなコーヒーの種類にはまっているのか、またははまっているお店のこと
③今後、どんなコーヒーが飲みたいか、または行きたいお店のこと
(2)日常をテーマにする
(2)日常をテーマにする、はちょっとした日常の疑問をネタにするのもいいテーマになります。
難しい話でなければ、面白い話にもっていくこともできるテーマです。例えば、駅周辺のことについてというネタにした場合は、こんな構成ができます。
①自分が子供の頃の駅周辺の話
②今の駅周辺のお店について
③今後の駅周辺について(どんどん発展していく、またはさびれていく)
普段思っていることを、伝える気持ちでスピーチを考えていけそうですね。
(3)思い出をテーマにする
(3)思い出をテーマにする、はあなたの思い出をテーマにできます。面白い話になるかどうかはネタにもよりますね。例えば、あなたの失敗の経験をネタにした場合は、こんな構成ができます。
①どんな失敗をしたのか
②今は、その失敗をどう思うのか
③今後、注意すべきこと
これも、簡単に文章になりそうですね。
(4)仕事・会社関係をテーマにする
(4)仕事・会社関係をテーマにする、は会社での3分間スピーチの場合、一番同意が得られるスピーチになります。知っているお客様の話や同僚の話は面白いですよね。例えば、お客様の会社の歓送迎会をネタにした場合は、こんな構成ができます。
①どんな会社のお客様なのか
②参加した歓送迎会の感想
③自社の歓送迎会にも取り入れたほうがいいところ
情報共有という点でも、伝えやすいスピーチになると思います。
どんなネタが正解?面白いスピーチにさせようと意識しすぎないで
では、そのほかには、どんなネタがあるのでしょうか。3分間スピーチのネタをいくつかご紹介します。面白い話にしてやろうとか、難しい話をしようとする必要はありません。あなたが身近に感じるネタを、みつけてくださいね。
(1)趣味をテーマにする
・ジョギングの話
・エコ生活をしている話
・メタボ対策をしている話
・好きな四季の話
(2)日常をテーマにする
・目撃した交通事故の話
・気をつけたいホメ言葉の話
・心がけていることについての話
・高齢化社会を感じた事件の話
(3)思い出をテーマにする
・長年使っているカバンの話
・コンプレックスに感じていたことの話
・面白い記事(本)の話
・失敗談
(4)会社関係をテーマにする
・送別会において感じたことの話
・社内での名前の呼び方についての話
・チャンスは至るところにあると感じた話
・体験募集(新人教育)を体験した時の話
NGネタはある?時事ネタは?
ネタの例をあげてみましたが、3分間スピーチには不向きとされるネタがあります。それは、「政治ネタ」「宗教ネタ」「興味のないことのネタ」です。
政治ネタや宗教ネタは、主義信条に関わるものですから、例えあなたの考えだという前提をおいたとしても、不快に感じる人がいるかもしれません。
そのため、時事ネタを使いたい場合は、「スポーツのネタ」にすることが面白いと言われています。関心したプレーや、興奮したシーン、選手の名言などであれば問題ないでしょう。
また興味のないネタを話すと、どうしてもマイナスの結論に持って行きがちです。興味があるものや、好きなもののネタを選ぶのがコツです。その方が、あなたも面白い話ができるはずです。
例えいい話であっても、興味のないネタを選ぶのは避けたほうがよさそうです。
スピーチに入れないほうがいいことは?
3分間スピーチは、時間が3分と決められています。そのため、スピーチの内容以外のことを入れないということがコツになります。
「それ、さっきも聞きました」というような内容を入れるのは良くありません。それではスピーチに入れないほうがいいことをまとめてみましょう。
自己紹介
「ただいま紹介にあずかりました…」というくだりは、必要ありません。結婚式のスピーチなどでは必要ですが、3分間スピーチに限っては不要です。自己紹介をするだけでも、30秒は無駄にしていると考えましょう。
分かりにくい・難しい比喩
原稿を書いている時は、パソコンなどで調べることができるので、つい使ってしまいがちです。
しかし話を聞いている人には、比喩が難しすぎてわからないと、結局全体の話が分からなくなってしまいます。できるかぎり、簡単な言葉で説明をしてください。
長い前振り
「ちょっと緊張しています」程度であれば問題ありません。しかし、この3分間スピーチを書くのに時間がかかったことなどの苦労話や面白いを入れるなど、スピーチの内容に関係ない話をダラダラと話すのはやめましょう。
「あー」「えー」などの言葉
話始める時に、「あー」とか「えー」を入れてしまう人は、注意して話す練習をしてみましょう。3分間スピーチは、何ども書くように、3分間しか時間がありません。
1行ごとに「あー」とか「えー」を入れるだけで、3分間があっという間に終わってしまいます。では、具体的に、どんなことを話せばいいのか例文を見ていきましょう。