◆ドラマ『だが、情熱はある』にインスパイアされた?
次にキャスティングについて聞く。「Qは髙橋以外ありえない」とさえ思わせる絶妙なキャスティングだったが、なぜQ役として髙橋にオファーしたのか。
「King & Princeさんと仕事をしたことがなかったのですが、グループのお仕事を拝見していたり、『ドラゴン桜 第2シリーズ』(TBS系)での演技が素晴らしく、『髙橋さんと仕事をしたい』という思いは常々を持っていました。
また、Q役は髙橋さんが適任とも感じており、社内でいろいろ相談したところ『オファーするのはタダだからするだけしてみれば?』と背中を押してもらいオファーしました。先述した通り、ドラマ化の構想は数年前からあり、時間的に余裕があったことも幸いして快く引き受けてもらいました」
ところで『だが、情熱はある』の若林とQを重ね、「『だが、情熱はある』での髙橋の演技を見てQ役でオファーしたのでは?」と考えている視聴者も少なくないようだ。ただ、倉地氏は「『だが、情熱はある』が放送開始した時にはすでに決まっていました」とその“疑惑”を否定した。