近年、役者としてますます存在感を放つKing & Princeの髙橋海人。2023年4月に放送されたドラマ『だが、情熱はある』(日本テレビ系)ではお笑いコンビ・オードリーの若林正恭役を演じ、その高い演技力が評価されて「第116回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 主演男優賞」を受賞した。乗りに乗っている髙橋は、4月から放送されているドラマプレミア23『95(キュウゴー)』(テレ東、月曜よる11時6分~)でも主演を務めている。

早見和真『95』
早見和真『95』(KADOKAWA/角川書店)
 本作は早見和真氏の小説『95』(KADOKAWA/角川書店)を原作とした青春群像劇。1995年を舞台に、髙橋演じる広重秋久(Q)が中川大志演じる鈴木翔太郎(翔)を始めとした仲間達とともに“ダサい大人”にならないために奔走する姿が描かれている。

 1995年の雰囲気を見事に表現しており、昔を懐かしむ視聴者が多いが、とりわけキャスティングの上手さを挙げる声もSNSで目立つ。そこで本作のプロデューサーを務める倉地雄大氏にキャスティングの背景など話を聞く。