皮脂テカリ・くずれ防止パウダー配合で、余分な皮脂をしっかり吸着して固めることでテカリや化粧崩れを防ぎます。また、ウォータープルーフ処方で塗りたて状態が続き、化粧モチがよくなります。
仕上がりはほのかにツヤ感を残した仕上がりに。使用中乾燥することはなく、毛穴に溜まって落としにくいといったこともありませんでした。
◆セザンヌ「毛穴レスコンシーラー」715円(税込)
斜めにカットされたチューブで直接塗りやすい、半透明のジェル状部分用化粧下地。なめらかに伸びて毛穴の凹凸を埋め、さらりとしてフラットな状態に整えます。ファンデーションの付きもよくなります。
また、皮脂吸着パウダー配合で皮脂によるテカリや化粧崩れを防ぎつつ、ヒアルロン酸などの保湿成分配合で乾燥対策もできます。季節を問わず使いやすい商品です。
◆最も毛穴カバーに優れていたのはどれ?
今回お試しした3品の中では、コーセーコスメニエンスが最も毛穴の凹凸をカバーする効果に長けている印象でした。
ただし、前述のようにパールが若干気になるのと、塗った箇所のファンデーションの付きが明らかによくなり、塗っていない部分とで差が出やすいのが難点。少量ずつ慎重に塗り重ねる、外側に向かって薄く塗る、広範囲に塗るなどのひと工夫が必要だと感じました。
最も乾燥対策にぴったりだと感じたのは、セザンヌ。どれも使用中に乾燥することはなかったのですが、うるおいが最も感じられました。
ファシオは塗り広げるときにみずみずしくのび広がり、あと肌のつるんと感も心地よく、最も使用感がいいと感じました。
<文・撮影/遠藤幸子>
【遠藤幸子】
美容ライター/エイジング美容研究家 スキンケア・アンチエイジング両アドバイザーの資格を保持。Webを中心に美容に関するコラムを寄稿するほか、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、インフォマーシャル、広告などにも出演。Instagram:@sachiko_en