今日の難読漢字は
「為来り」
「未曾有」
「孚々」
の3つです。
さて、なんと読むか分かりますか?
1つ目の漢字は「為来り」
「為来り」と書いて、なんと読むか分かりますか?
なんと(なりくり)ではないのです!
さあ、なんと読むでしょう?
「為来り」読み方のヒントは?
ヒントは全体で4文字、「〇〇〇り」となります。
ある名詞で、地方によっては今でも守られているかもしれませんが、最近では耳にすること自体かなり少なくなった言葉かなと思います。
何か思い当たるものはあるでしょうか?
「為来り」読み方のもうひとつのヒントは?
最初の一文字目は「し」です。
似たような言葉としては「ならわし」があります。
昔からの決まりごと、みたいな意味ですね。
これでだいぶ見当がついてきたのではないでしょうか?
「為来り」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「しきたり」
です!
「為来り(しきたり)」とは、長い間続けられてきた慣習・習慣・風習を指す言葉です。
特に地方や職業などに先祖代々伝わる儀式や行事といった、形式ばった決まり事を指すイメージが強いかもしれません。
日本には多くの「しきたり」があり、その最たる例がいわゆる冠婚葬祭でしょう。
結婚式やお葬式はこうしなければならない、といったしきたりが、今もなお残っているところは少なくないと思われます。
他にもお祭りや、お盆・正月などのイベント、伝統芸能や武道といった分野でもしきたりが多く存在しています。
一見すると意味の分からないしきたりも、なぜ生まれたか背景を考えたり知ることで、ずっと理解が深まるかもしれません。
2つ目の漢字は「未曾有」
「未曾有」
これ、何と読むかわかりますか?
大きな事件や災害があった際に、新聞やニュースで見かけるこの文字。
さあ、あなたは何と読みましたか?
「未曾有」読み方のヒント!
よく読み間違えられるのが
「みぞうゆう」という読み方。
以前とある政治家の方も間違えたことがある
うっかりミスな読み方です。
「曾」は「曾祖父」「曾祖母」などで使われる文字で
「遠い血縁関係にあること」を示す漢字。
現在は簡略されて「曽」の文字が使われることも。
さて、読めるでしょうか?