◆手のひらサイズの3兄弟が“ふっくらにゃんこ”に成長
当時、イマ太さんは保護ボランティア宅から2匹の猫を迎えようと考えていましたが、事情を聞き、消えてしまうかもしれない3兄弟の命も救いたいと感じたそう。そこで、検討していた猫たちと共に3兄弟も自宅へ迎え入れました。
幸い3匹に怪我はなかったものの、お腹には寄生虫が。イマ太さんは動物病院で処方してもらった薬を与えながら、不安そうに泣き叫ぶ子猫たちをケアし続けました。
「当時、我が家には高齢猫や介護が必要な子など14匹の猫がいましたが、なるべく3兄弟に寄り添い、安心させました。寝る時間を削り、お母さん代わりにトイレや食事など、いろいろなことも教えました」
誰かひとりが鳴くと共鳴することから音楽を連想し、3兄弟の名前は樂(がく)くん、律(りつ)くん、音(おと)くんに決定。
3匹はお迎えから数ヶ月後には、テレビや座椅子を破壊するほどのやんちゃにボーイに成長。勝手にLINEを送るなど猫離れした行動に驚かされたこともあります。