◆トイレの壁に「仲間! 希望! 夢!」
こいで:目の前の壁には、金色の模造紙に「仲間! 希望! 夢!」と書いてあり、その横には自己啓発で使う「デシジョンツリー(※編集部注:目標とそこに向かう選択肢を比較検討するフレームワーク)」があって。
<僕の目標>から枝分かれして、年収はいくら、愛する妻、娘、息子など、壁中にたくさん書いてあったんです。
それを見たらなんだか急に怖くなってしまって。それでトイレから出た後お礼を言って帰宅をしました。
――その後彼とは会ったんですか?
こいで:人としてはすごくいい人だったんですが、恋愛に発展するのは難しいのかなと思って会ってないです。
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こいでさんのように、ビジネス目的で活動していた人を男女の関係にシフトチェンジするのは難しいかもしれません。だからこそ、会う前にしっかりお互いの目的をクリアにすることが大切だと思います。
そして、やはり身の安全を守るのは最終的には自分です。何かおかしいと思った時には会わないなど、対策することも忘れないでほしいです。
【こいでまほ】
ものまね芸人。コロナ禍でマッチングアプリにハマり、13社に登録して2000人以上マッチし、216人とデート、沢山の経験から自らをマッチングアプリジャーナリストと呼んでいる。ニュースサイト「Sirabee(しらべぇ)」でコラムも連載中。
<取材・文&取材写真/田中亜依>
【田中亜依】
恋愛・婚活コンサルタント、デートコーチ。婚活歴10年、婚活に700万円を投資。マッチングアプリ、結婚相談所、合コンで600人以上の男性と出会い結婚。この経験を生かし、国内最大手結婚相談所にて「また会いたくなるデート方法」などのセミナー講師として活動。公式ホームページ/Twitter:@date_coach_ai/Instagram:@ai_tanaka1019