専業主婦から起業し、「顔ジム」が話題の美容家・那賀洋子さん。大分でサロンをオープン後、東京に進出し、現在は海外進出を進めているそう。

 そんな経営者であり、プロの美容家として活動されている那賀さんに、顔ジムの特徴や美が生み出す心の変化についてお聞きしました。

那賀洋子さん
那賀洋子さん
◆話題の「顔ジム」ってどんな美容法?

 まず、「顔ジム」とはどんな美容法なのでしょうか。

「顔の筋膜を刺激し、さらに老け顔を作るさまざまな要因の改善を目指す美容法です。一般的なエステのように肌に刺激を与えない施術ではなく、むしろ逆。表情筋の動きと逆の方向に、グイグイと圧をかけます。つまり、筋トレやマッサージのように、硬くなった表情筋をほぐしていきます」(那賀さん)

凝り固まった顔の筋肉をほぐしていくので最初は痛みが強く感じやすく、お客さんによっては驚かれることもあるそう。

「回数を重ねていくと、痛みは減っていきます。1回目と3回目では全然感覚が違うことが多いので、お客様からは『前と同じ施術ですか?』と聞かれることもあります(笑)。でもそのわかりやすい体感の違いもあって、喜んでいただけていると思います。

顔ジムは、何かを増やしたり重ねたりするのではなく、原点に戻すというイメージ。本来の自身が持っている肌が、またイキイキしてくる感覚を味わってほしいですね」(那賀さん)

自分が「なぜだろう?」と感じたことをシンプルに探っていった結果、今のメソッドにたどり着いたとのことです。

◆綺麗になったら心も前向きに!

 顔ジムを提唱し続け、たくさんのお客たちを見てきた那賀さん。彼女たちの心の変化も感じると言います。

「いくつになっても、肌が綺麗になるとそれだけで気持ちも前向きになっていきます。筋トレをしている人って、若い印象の方が多いじゃないですか。それと同じで、顔ジムで顔の筋トレをすることで、心身ともに若々しくなっていきます。肌の調子が良くなったことをきっかけに、何かにチャレンジしたいって皆さん思うんですよ!