「“縄文カルト”が、また勢いを増しているのです。農耕が伝わる前の縄文時代は、闘いがないユートピアで、本来の日本人の姿であり、縄文に戻るべきだ――という思想は、戦後くりかえしハマる人が出現しました」(スピリチュアルに詳しいライター)
ところが近年、縄文時代の人骨に斧などで穴をあけられた例がいくつも見つかっていて、2024年には東京大学からも縄文の殺傷人骨についての論文が発表されています。つまり、縄文時代は殺し合いのないユートピアという説に疑問が出ているのです。
◆また勢いを増している“縄文カルト”
水原希子は、まだ「縄文ユートピア説」で止まっているのでしょうか? Instagramを見ると、商品開発のために函館市縄文文化交流センターに行ったとか、かなり縄文好きな様子です。
スピリチュアルが好きな女性芸能人は多いので、いまの程度なら別にいいのでしょうが、「水原さんが今後、“縄文カルト”に突っ込んでいかないといいですね。縄文好きが、ネトウヨや陰謀論やオカルトに結びついてしまう人は少なくないのです。朝鮮半島に渡った縄文人が韓国朝鮮人の祖先だとか、土偶は宇宙人の姿だとか…」(同)
もし縄文カルトに興味があれば、政治学者の中島岳志氏が連載している「縄文 ナショナリズムとスピリチュアリズム」(太田出版のWebマガジン「ohtabookstand」)がとても面白く、もうじき本になる予定とか。
美しくてカッコいい希子ちゃん、ハマりすぎないよう気をつけて!
<文/女子SPA!編集部>
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