世界経済フォーラム若手傘下組織・Global Shapers Community Tokyo Hubは、山形県西川町と推進している「次世代アート型まちづくり」のアート型参加イベント「町のシンボルに町への想いを刻む」を、11月4日(月)の15:30〜17:00に、睦合公園で開催する。
アートを利用したまちづくり
今回の取り組みは、国道112号線沿いの睦合公園に、「西川町の新たなシンボルを作る〜次世代アート型まちづくり〜」として、未来を見据えた新しいまちづくりを町民・関係人口と共に推進するアートプロジェクト。
人気観光地・月山に行くために、西川町をただ通り過ぎる人々が多い中、町の入り口となる公園に巨大で異質なアートオブジェクトを設置することで、町民や訪問者の心をつなぎ、地域の魅力を広げていくことを目指している。
プロジェクト開始の経緯
同プロジェクトは、2023年10月、PoliPoliの代表取締役・伊藤氏をきっかけに、Global Shapers Community Tokyo Hubのメンバーで西川町を訪れたことから開始した。
菅野町長やかせぐ課の人々、町民の人々とディスカッションし、「面白いことをやりたい」「月山は人気があるが通り過ぎてしまう」という言葉から、Global Shapers Community Tokyo Hubとして何かできることはあるのか、というところから検討が開始したという。
アートプロジェクトを行うことが決定した後、「西川町を今後どうしたいか」というテーマに対してアートを用いたワークショップが行われた。
ワークショップは、「西川町を表す感じ1文字」やアート鑑賞を通し、世代を超えた意見交換の場として機能した。
アートの制作実験では、90歳を超えるメンバーの祖母も参加しながら、山の中で様々な試作品が制作された。その度にGlobal Shapers Community Tokyo Hubは、西川町の町民の人々とタウンミーティングを行い、イメージを高めていった。