占い好きの方、多いとは思いますが、例えば片思いしている相手の気持ちが知りたいとか、こういうことに挑戦したいと思っているんだけど、うまくいくだろうかとか、何らかの解決策や具体策を占い師の先生に求めている方も多いのではないかと感じますが、私は、とにかくまず、たくさん話を聞いてもらいたい!(笑)

「ごめんなさい。今日はただ一方的に話を聞いてほしいんです!」と宣言をしてお話をすることが多々あります。

 要するにお金を払って、私の胸の内にあるモヤモヤを占い師の先生にバババババとぶつけ、そしてスッキリする……という一種のセラピーですね。

 これまで電話などを使って、本当にさまざまな占い師さんとお話をしてきました。霊視、タロット、風水……いろいろな方とお話をしていると、ちょっとこの人の視点は私とは違うなぁとか、一生懸命聞いてくれるのはいいんだけど、最終的なコメントが少しずれてるなぁ……なんて生意気にも「占い師の先生品評」を始めるように。

 要するに、自分が求める答えを率先して出してくれる人を無意識で選び取ってしまっているんですよね。結局は何らかのハッキリした答えを求めている私。しかも、言って欲しかったことを論理的に言ってくれる人を「当たってる~!」なんて思ってしまうことも。

◆過去には背中を押してもらったことも

愛犬のリリーとともに故郷・北海道に
愛犬のリリーとともに故郷・北海道に
 なかなかの額をこれまで課金したかもしれません。もちろん、そんなにお金を使って! と眉根を寄せる方も多くいらっしゃることは重々承知ですが、私の人生の節目で占い師の先生に良い意味で背中を押してもらったこと、過去2回あるんですよね。

 1回目は20代前半。就職活動を控えた大学院生の頃。札幌で就職するのか、東京で就職するのか、非常に迷った時期があり、友人に連れられて六本木のとあるタロットバーにお邪魔したことがあったっけなぁ……。もうその場所もわからないし、何という名前の占い師の方かもまったく覚えていません。ただすごく当たる! と評判だったお店だった記憶があります。