2010年にTBSに入社し、『朝ズバッ!』『報道特集』などを担当したのち、2016年に退社したアンヌ遙香さん(39歳・以前は小林悠として活動)。
TBS退社後は一般男性と結婚、アナウンサーとしての活動を休止し、表立った活動はほとんどありませんでした。2024年8月31日、自身のインスタグラムで婚姻関係の解消を報告。故郷である北海道に“出戻り”、38歳で再スタートを切ったアンヌさんが、北海道での生活のようすや心境をつづる連載をスタートしました。
第8回となる本記事では、「占い」についての考え方を綴ります(以下、アンヌさんの寄稿)。
◆20代の頃に比べ、悩みを人に相談しづらくなってきた…
アラフォーになり、昔より明らかに占いやら神頼みが好きになった私。
若い頃はそういうものに対して、どこか「非科学的な!」と、失礼ながら軽んじているところがありました。でも、それは私なりの未熟さがそう思わせていたのかなとも感じています。
学生時代や20代の頃は何の気なしに「ねーねー! 聞いてよ! あの人がさ!!」なんてお気軽メールやLINE(今の若者はどちらの連絡手段も古く感じるのでしょうか)で、一方的に愚痴を伝えて、勝手に満足したり……なんてこともあったものですが、大人になると、身近な友人や同僚、先輩には到底言えない、むしろ言いたくない事柄が圧倒的に増えるもので。
家族のこと、職業選択のこと、健康問題……真剣に悩んでいるからこそ、むしろ軽々しく人に話せなくなるのはあるあるではないでしょうか?
さらに、一方的に友達や家族の時間を奪ってこちらの愚痴を聞いてもらう行為そのものが、相手の時間を浪費する非常に失礼な行為であったということに今さらながら気づいた次第。申し訳なかった、穴があったら入りたい……。
◆私が占いに求めていることは
ということで、私はアラフォーにして、占い好きになってしまったのでした。