「なんでや!トレイン」では、11月10日(日)~23日(土)の期間、中吊りワイドに1枚掲載作品2点×12枚=24点と、ドア横に1枚掲載作品1点×13枚=13点、計37枚の作品を掲出。


11月1日(金)~30日(土)の期間には、Osaka Metro御堂筋線 梅田駅・心斎橋駅・なんば駅、四つ橋線 西梅田駅のOMボードにも、作品が掲出される。

「なんでや!」作品の制作意図

「なんでや!」作品の、大塚製薬賞大賞受賞者は、制作意図について「なんで楽しい時間ほど過ぎるのが早いのだろう。友達と帰ったあの道、喧嘩をしたり辛いこともあったけれど、きっとそれが私の青春だ。時間はあっという間に過ぎていく。一瞬一瞬を悔いのないように生きたい」とコメント。

協賛企業賞受賞者は、「このイラストは就活での『なんでや!』をイラスト化しました。現在3年生となった私たちの学年は、インターンシップなどの応募や教育実習などが始まり、髪色に気を使う人が増えてきています。就活では『みんなと同じ』ことが求められ、その様子を規格化された量産品のようだと感じました。明るい髪色が似合う友人やずっとオシャレだった同級生が段々と個性を消して同じになっていく様子を見ていて、日々悲しい気持ちになっています。欧米では髪色やピアスについて就活での制約がないらしく、いずれ日本もそういった個性を認める就活に変わればいいのにという、私の切実な思いを込めて描きました」と語っている。

Osaka Metro御堂筋線を走る「なんでや!トレイン」で、日本の若者が訴える「なんでや!」の疑問に注目してみては。

大阪芸術大学:https://www.osaka-geidai.ac.jp

(佐藤ゆり)