「新しく名乗りを上げてくれやルキヤ・アンポよ、私を恐れずに名乗りを上げてくれたことに感謝したい。君にはボクシングが崇高で、ファンタスティックで、そして何よりも難しいことを教えよう」

 と、安保との対戦を歓迎している。

「パッキャオにとっては、相手が鈴木でも安保でも特に問題はないでしょう。自分の仕事をするだけですし、もとより勝負論になるとは思っていない。RIZINファンの間では、今回の変更を歓迎する声のほうが大きいようですね。鈴木をエキシビションで消費することへの抵抗感は強かったですし、安保がパッキャオに倒されたところで団体や格闘技のイメージが棄損されることもない。安保自身も失うものはないですし、結果的には誰も損をしないイベントになりそうですね」(前出ジム関係者)

 ともあれ、安保には前評判を跳ね返す試合を見せてほしいところだ。