また、ラストイヤー組も見逃せないところだ。
21年、22年と2度のファイナルを経験しているロングコートダディ。昨年は敗者復活戦でママタルトに苦杯をなめたが、人気・実力ともにトップレベルをキープしている。
その敗者復活戦における大熱演で話題を呼んだトム・ブラウン、すでにテレビにも定着し始めたモグライダーもラストイヤー組としてエントリーしてくるだろう。
そのほか、真空ジェシカやオズワルドといった常連組もいれば、ヨネダ2000や金魚番長など神保町よしもと漫才劇場の後輩たちも怖い存在だろう。
いずれにしろ、『M-1』連覇は簡単ではない。年末に向けて、長い戦いが始まる。
(文=新越谷ノリヲ)