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『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』公開を記念して、“英雄”な映画キャラクターをご紹介。
第73回アカデミー賞で作品賞・主演男優賞(ラッセル・クロウ)を含む5部門受賞(12部門ノミネート)を果たした、名匠リドリー・スコット監督の代表作『グラディエーター』の“その後”を描く、『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』が11月15日(金)より全国公開となる。今作といえば“英雄”の活躍を描く作品。今回は映画史を彩ってきた英雄キャラクターたちを振り返る。
映画史を彩る“英雄”たち
すべてを凌駕し、夢を追い続けたり、国を変えたり、世界を救ったり…。「英雄」的主人公たちは世代を超えて観客を魅了し続け、きっと記憶にも鮮やかに刻まれているはずだ。
孤高の絶対的英雄はもちろんのこと、取り巻く仲間との衝突を超えた絆や、諦めない勇気と信念を原動力に転んでも立ち上がり続けるヒーローになっていく者もいる。ときに完璧な存在ではなく弱さや葛藤を抱えながらも、困難に立ち向かう人間味溢れる姿が共感と感動を呼びおこし、忘れられない、憧れにも近い存在として支持を集める主人公の活躍は、エンターテインメントの世界での王道展開のひとつと言えよう。
いま一度、彼らの雄姿に活力をもらい、『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』での新たな英雄の誕生目撃の瞬間を楽しみにしていただきたい。
『ロッキー』シリーズ
シルヴェスター・スタローン演じる一人の無名ボクサー、ロッキー・バルボアが、どん底から這い上がり、栄光を掴むまでの元祖“胸アツ”ボクシングムービー。決して生まれながらの英雄ではなく、むしろ孤独で貧しい青年の心に宿るのは、決して諦めない強靭な意志と、夢を信じる勇気。
どんなに打ちのめされても立ち上がり続ける彼の戦いはただのボクシングではなく、自分自身との戦いでもあり、観る者に「自分も立ち上がれる」と勇気を与えてくれる。真の英雄とは、挑戦し続ける心を持つ者である、そんなメッセージを放つ非常に人間臭い大人気のヒーローだ。