◆道路にツバをはくお年寄りが
「お年寄りがペッペと道路にツバを吐くのにも驚き」という声もよく上がるそうです。確かに90年代ごろまで、ツバを吐く人はすごく多かったです。下を見ずに歩いていると、痰やらツバやらを踏んでズルッと滑るなんてことがありました。
今となってはあんなにたくさんツバを吐く人がいたのに衝撃ですが、昭和23年から軽犯罪法第1条26号で禁止されています。
喫煙者が減ったからか、街から痰壺がなくなったからか(昔は、痰を吐くための壺が特急電車や駅のホームなどに設置されていたのです……!)、いつの間にか痰を吐く人はいなくなりました。いまだに昭和を引きずって痰を吐く高齢者がいたら、法律違反だとやんわり教えてあげたいですね。