ビューティーアイテムでどのように人生が変わったのか、そんな素敵なお話を聞く連載第3弾。
今回は、OLとして働きながら、CanCamやandGIRLmates、GINGERなどの雑誌で活躍するモデルの永尾祐子さんに、美容へ興味を持ったきっかけや、最愛コスメについてお話を聞きました。
見た目をからかわれたことが、美を追求するきっかけになった
ーー最初に美容に興味を持ったのはいつですか?
小さい時、モー娘。に憧れていた時期があって、「私もこんな風にかわいい女の子になるんだ」と思っていたんです。
でも、小5の時、ふと自分で「あれ?私、可愛くない…」と思ってしまって。
そんな時に、同級生に見た目をからかわれたんです。
当時は太っていたし、目も腫れぼったかったし、肌も黒かったし、そこからコンプレックスを意識するようになりました。
でも、そこから、いじめてきた人たちを見返したい、好きな人に振り向いて欲しい、そんな想いを糧に、可愛くなる努力をめちゃくちゃしました。
ーー今の雰囲気からは想像できないですね!具体的にはどんな努力をされたんですか?
とにかく、いろんなことを試しました。
私が中学生の頃、ちょうどアットコスメが出来たばかりくらいのタイミングだったので、毎日熟読していました。
「お金をかけずに、可愛くなれる方法ありませんか?」と実際に自分で掲示板に書き込んでみたり。
集めた情報を元に、片っ端からいろいろ試しました。
すごく印象に残っているのは、「涙袋を作りたい!」と思って調べていたら、綿棒で目の下をなぞるといいと書いてあって。それを実際に2週間くらい続けたら、本当に涙袋ができたんです!
「頑張れば可愛くなれんるんだ!」と実感しましたね。
小さいことなんですが、そういう成功体験の積み重ねで、美容がどんどん日常の一部になっていきました。
自分に合うスキンケアを見つけるためには、とにかく試行錯誤を繰り返す!
ーー新しい美容法を試しても、効果を実感できないこともあるのでは?
そうですね。全然自分には合わないということもありますよ。でも、自分に合わなかったら即「次!」という感じに切り替えていますね。
今のベストなスキンケアに出会うまでにも、たくさん試行錯誤しました。
ーー試すコスメはどんな風に選ぶんですか?
ドラックストアのコスメからデパコスまで幅広くチェックしているんですが、実物を試したいので、新しいものを買う時はお店に足を運びます。
そこで店頭の試供品や、いただいたサンプルを試してみて、自分の肌に合いそうだなと感じたものは購入します。
実際に数日買って使ってみると、少量のサンプル使いではわからなかった使用感などがわかるんです。
そこで合わないと気づいたものは、友達にあげますね。
ーーコスメを選ぶ時のコツはありますか?
実は「売上No.1!」と宣伝されているコスメって、大抵私の肌に合わないんです。落ち着くのはいつも、2位とか3位のもの。
人によって肌質が違うので当たり前といえば当たり前なのですが。でも、たくさん試したからこそ、気づけたことだろうなと思っています。
今の世の中は情報量が多くて、口コミとか調べだしたら本当にキリがないですよね。なので、ネットなどの情報より、実際に自分で試すことを大事にしています。