くるくるネットが主催する、北海道室蘭市にある「日本財団こども第三の居場所クルハウス(以下、クルハウス)」が、10月4日(金)にリフォームを終え、新たな姿で再オープンした。

今回のリフォームにより、子どもたちにより快適で安心できる環境を提供できるようになった。

遊びや学び、食事のサポートを提供

家庭でも学校でもない「第三の居場所」を子どもたちに提供することを目的に設立された「クルハウス」。遊び・学び・食事のサポートを提供するコミュニティスペースで、学校後の自由な時間に、子どもたちがリラックスしながらも安全に過ごせる場所として運営されている。特に、社会的なつながりやサポートが必要な子どもたちにとって、「クルハウス」は心の拠り所となり、学びの場としても機能しているという。

今回のリフォームプロジェクトは、日本財団の支援を受けて実施され、より多くの子どもたちがこの空間で成長し、充実した時間を過ごせるよう、設備やスペースが一新された。新しい「クルハウス」では、学びや遊び、食事が一体となった支援を提供し、子どもたちが成長するための「拠点」となることを目指しているという。リニューアル後のサービス内容をチェックしていこう。

マンツーマンの学習サポートも実施

リニューアル後は、毎回簡単な食事を用意。カレーライスやおにぎりなど、子どもたちが元気に過ごせるような栄養バランスのとれた食事を提供し、食を通じたコミュニケーションやサポートも行う。

さらに、子どもたちが宿題を持ち寄ったり、わからない問題をスタッフに相談できたりする環境を提供。特に学校での勉強に悩んでいる子どもたちに対して、マンツーマンの学習サポートを行う。

また、「クルハウス」は、勉強だけでなく、子どもたちがリラックスして遊べる場所でもある。ゲームやボードゲームを楽しみながら、友達と交流したり、新たなつながりを築いたりすることができる。遊びの中で学べる力やコミュニケーション能力を育てることも目指している。

多目的スペースを拡充し、衛生管理も強化