■学校で化粧を教える必要はない

いっそ学校で化粧も教えてはどうかという声もありますが、「“学校で教えたものが正しい”になっちゃう危険性がある」として、「メイクまで学校で教える必要はないのかなとは思う」とマツコさん。

「結局、男ウケするようなナチュラルメイクをそこで教えてしまったら、やっぱり女の人って、自分の好きなメイクできないんだっていう刷り込みになっちゃう」という問題も指摘しました。

■馬鹿にならない出費

また、化粧が“マナー”とされている以上、女性は働くために最低限の化粧品を買い揃える必要があり、その費用面についても様々な意見が。

これに加えて、女性は毎月の生理用品代も必要になるわけですが、今年4月にJob総研が公表した「2023年 賃金格差の実態調査」では、男女の賃金格差は年収で約175万円にのぼる実態が明らかになっています。こういった状況を踏まえても、あらゆる点で考えるべきは“化粧はマナー”のほうなのかもしれません。

提供・fumumu