社会に出ると、成人女性は化粧をするのが“マナー”とされているのに、学生時代は校則で化粧を禁止されます。

この実情に「なんだか理不尽」「おかしい」という声も少なくなく、以前タレントのマツコ・デラックスさんも言及し、注目を集めました。

■化粧禁止の校則、約3割が「おかしい」

fumumu編集部では、全国の10代~60代の男女1,000名を対象に、「化粧禁止の校則」について意識調査を実施。その結果、全体で27.6%が「社会に出ればマナーなのに、校則で化粧を禁止するのはおかしいと思う」と回答。

学校でメイクを禁止するのはおかしい? 「マツコの言葉」に考えさせられる…
(画像=『fumumu』より引用)

「おかしいと思う」と答えた人は女性28.2%、男性も26.9%と男女ともに約3割という結果に。

一方で、「校則では化粧を禁止するべきだと思う」と答えた人が16.9%、「とくに何も思わない」が55.5%でした。

■マツコ、変えるのは「校則」ではなく…

この問題について、昨年6月放送の『5時に夢中!』(TOKYO MX)で議論された際、マツコさんは「『化粧をするのがマナー』っていうほうを変えたら? 別に、すっぴんでも本人が良ければ良いっていう」とコメント。

マツコさんは、化粧が“マナー”である限り「万人受けする当たり障りのないナチュラルメイクを逸脱できない」とも指摘し、ガッツリメイクで通勤したり、すっぴんで生きることも自由な社会になれば、「高校もなし崩しになっていくと思う」と話していました。