3割以上がオリーブオイルを高温エリアで保管していた!
いつでもすぐに使えるように、コンロ周りに調理油を置いている人を見かけますが、その傾向はオリーブオイルにも見られるようです。
調査によれば、オリーブオイルを温度が高くなるコンロ周りや日当たりのよい窓際に置いている人が3割以上いるということ。つまり、誤った保管方法を続けているということなのです。
さらに夏場はキッチンの温度が高くなることもあり、酸化リスクはさらに心配になる季節ということを肝に命じましょう。正しい保管場所としては、暗くて涼しい場所(常温暗所)が基本。キッチン下の扉や引き出し、戸棚の中、床下収納が適しています。
まとめると、
・2か月以内に使い切れるサイズを選ぶこと ・保管は、光のあたらない暗くて涼しい場所を選ぶこと
が重要です。さあ、これを機においしくて健康的なオリーブオイルとの付き合い方を再点検してみてはいかがでしょうか?
【調査概要】 ・調査主体 :オリーブオイル健康ラボ ・期間 :2021年5月14日(金)~5月16日(日) ・方法 :インターネット調査 ・対象 :20代~50代 男女400名 日本国内在住(週に1回以上料理をし、自宅でオリーブオイルを使用している人)
<文・写真/スギアカツキ> スギアカツキ 食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。著書『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)が発売中。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@sugiakatsuki12
提供・女子SPA!