◆「自分なんか」をやめて、他人の好意もありがたく受け取れるように

それから美紀さんは、人の気持ちよりもまずは自分の気持ちを大切にすることにしました。他人からの評価を気にしないと決めて、イヤな頼み事も断るように。

初めは断ることに抵抗があった美紀さん。小さなことから、断る練習をしました。

「みんなはコーヒーを飲むけれど、本当は紅茶が飲みたいからコーヒーはいらないと伝える」「急ぎの仕事でないなら、翌日のタスクに回し、残業する回数を減らす」などです。

自分がイヤなことをしなくなったことで、美紀さんは他人からの好意も素直に受け取れるようになりました。