奈良の老舗靴下工場SOUKIは、10月26日(土)に、正倉院展のコラボアイテムとして、「SOUKI ORIGINAL-和紙とシルクのやわらかソックス-」の「第76回正倉院展限定カラー」を、奈良国立博物館 館外特設ショップ「天平」および、正倉院展公式オンラインショップにて発売する。

正倉院宝物である「黄金瑠璃鈿背十二稜鏡(おうごんるりでんはいのじゅうにりょうきょう)」をイメージした、華やかでありながら上品な輝きが感じられるスペシャルな靴下となっている。

奈良の秋を彩る正倉院展が今年も開催

第76回正倉院展が、10月26日(土)〜11月11日(月)に開催される。

東大寺大仏殿にある正倉院は、奈良時代に建てられた校倉造(あぜくらづくり)の高床式倉庫。中には、聖武天皇や光明皇后にゆかりのある宝物など約9千件が納められている。

毎年秋には正倉院宝庫の勅封が解かれ、奈良国立博物館にて正倉院展が開催されている。

「黄金瑠璃鈿背十二稜鏡」の美しさを靴下で表現


正倉院南倉に納められている「黄金瑠璃鈿背十二稜鏡」は、正倉院に伝わる宝飾鏡の中で唯一、鏡部分が銀製の特別な宝物であり、唯一の七宝製品でもある。まるで花のような宝相華文(ほうそうげもん)を描く大小18枚の花弁は、一枚一枚個別に作られた七宝を丁寧に接合されたものだということが、これまでの調査で分かっているという。緑、深緑、黄のガラス質の釉薬に金の輝きが加わり、とても華やかでいきいきとした装飾になっている。


「SOUKI ORIGINAL-和紙とシルクのやわらかソックス-」は、この宝物が持つ気品やきらめき、色彩を表現。深い色合いのフォレストグリーンやオレガノに、釉薬の艶や七宝を際立たせている金の輝きを感じさせるゴールドラメ糸を加えて編みあげている。

一足一足違う色合い・模様の妙を楽しめる


同商品は、色の出方が一足一足異なる製法を採用しているため、唯一無二の色合いを楽しめるのもポイント。