会場にはゴミ箱を設置せずに、LUSHが配布したノットラップでゴミの持ち帰りを呼びかけたところ、15,000人もの来場者が訪れ、音楽や食を楽しんだ後の会場にゴミはほとんど落ちておらず、名実ともにクリーンなイベントを実現した。

メインステージとサブステージの内容


Caravan氏をはじめ、おおはた雄一氏、児玉奈央氏、Nakamura Emi氏といった名だたるアーティストが登場するメインステージのオープニングには、茅ヶ崎市立香川小学校の児童たちが登場し、会場に歌声を届ける。


また、茅ヶ崎をフィールドに活躍するZ世代の環境活動家・BENIRINGO氏がファシリテーターを務めるサブステージでは、エシカル協会の末吉里花氏、リユース容器シェアリングサービスMeglooの善積真吾氏、Jリーグ執行役員、元パタゴニア日本支社長の辻井隆行氏らが環境に関するトークを展開。


Caravan氏とはちいち農園によるトークにおいては、里山クリーン活動に参加している高校生も登場予定。若い世代の人々が、フレッシュな歌声とリアルな言葉を届ける。

全53店が出店


昨年多くの人で賑わった食と農に関する出店も、今年はさらに充実。プラントベースの人も、小さな子どもも、嗜好に合わせて誰でも「選べる」ことを大切に、地域に根ざしたキッチンカーやフードブース、地元農家による農産物の販売ブースが並ぶ。こだわりの雑貨やアート作品の出店も含め、合計出店者数は全53店。

音楽に心と体を揺らして、トークに耳を傾け、美味しいものを味わい、お店めぐりやワークショップを楽しもう。

HARVEST PARK実行委員会の思い

2023年の「HARVEST PARK」翌日に行われたクリーン活動の様子

HARVEST PARK実行委員会は、「HARVEST PARK」を少なくとも10年続けていきたいと思っているという。それは、環境問題やゴミ問題といった今この世界で起こっている現実を知り、みんなで未来を創造していく「HARVEST PARK」のあり方をこの地の文化として根付かせ、次の世代へと手渡していきたいという考えからだ。