後ろから見てもこの通り
後ろから見てもこの通り
――なるほど、でも服を買うともに、「Lサイズを着ると、太っていると思われるかも」と葛藤する人もいると思うのですが……。

おかだ:私自身は、元アスリートで肩幅の広さなどから、太っていないのに太って見えることが嫌だったので、着痩せのためにサイズアップした服を着ることを何とも思わなかったんです。でも「太ってしまった」と悩んでいる方は、LサイズやXLサイズを着ることに抵抗を感じるかもしれないですね。

でも、タグは服の内側に付いているから、何サイズの服を着ているかなんて自分で言わなければバレません! ただ、UNIQLOとGUは、服のサイズを書いたシールが表に貼ってあるので剥がし忘れないようにしてください(笑)。

◆サイズ、素材選びで体のシルエットは作れる

『いますぐ痩せ見え!! -5kgコーデ』より(はちみつコミックエッセイ)
『いますぐ痩せ見え!! -5kgコーデ』より(はちみつコミックエッセイ)
――服で、体のラインを作るためのコツを教えてください。

おかだ:服を買うとき、生地の素材選びを意識してみてください。生地に少し厚みがあって、張りがあるものを選ぶといいですね。また光沢がある素材は、光の屈折で体の丸みが軽減して見えるのでおすすめです。

あと、ニット系は体にピタッと張り付きにくく服と体の間に空洞ができやすいので、暑い時期は糸が綿でできたサマーニットを取り入れてみると、かなり印象が変わると思います。

――逆に、注意するべき素材はありますか?

おかだ:薄手の綿や、綿タッチ(2種類のポリエステル系からできているストレッチ素材)の服は、どんなにサイズを大きめにしても、物を取ろうとして屈んだりするとお肉の段や体のラインが出やすいです。例えば、夏物の薄手の綿のワンピースは見た目は涼しげですが、体に生地が引っ付きやすく、お肉の膨らみが分かってしまいます。

――他にも、服を買うときのポイントはありますか?

おかだ:できるだけ、買う前に試着をすることです。忙しいママさんたちが、オンラインで買い物を済ませたくなる気持ちはわかります。アパレルショップで働いていたこともあるのでわかりますが、子連れで試着室に入るなんて地獄ですよね。でも、無理のない範囲で試着はしていただいたほうがいいと思います。