第4位 芸術学
芸大受験と芸大での学生生活に焦点をあてた漫画「ブルーピリオド」や、東京藝術大学出身であることで有名なKing Gnuのボーカル常田大希の活躍など、近年「芸術」というキーワードが10代にとってより身近になったのかもしれません。デザイン同様「絵を描くのが好き」という意見も多くありながら「もっと上手くなりたい」「感じたことを言葉以外で表現したい」といった抽象的であってもアートに対する熱い気持ちが強く感じられる回答が多数集まりました。
第5位 医学
自己表現やコミュニケーションといったフレッシュな分野が続きましたが、ここで一気に硬派な学問がランクイン。理由としては「医者になりたい」が最多。さらに「人の役に立ちたい」「コロナを打ち消したい」など、厄災が多い近年に敢然と立ち向かおうとする10代の姿勢には心が揺さぶられる思いです。その一方で「医療ドラマを見てすごいと思った!」というまっすぐな意見もありホッとしました。
第6位 教育学
過酷な職場がクローズアップされやすい教育現場ですが「先生になりたい」という大きく尊い夢をたくさん共有してくれました。「子供が好き」という意見も多く、少子高齢化で希望が少ないと思い込んでいるのは大人ばかりなのでは?と疑ってしまいそうになるほど。教育学では初めて「親が教師だから」といった「親の背中」に言及した意見も出るなど、希望に溢れた内容でした。
第7位 看護学
圧倒的多数の回答に「看護師になりたい」という意見が見受けられました。教育学同様「親が看護師だから」という回答も多くみられました。大人世代から見ると「スマホばかりいじって自分勝手」などと評されがちな若者世代ですが、蓋を開けてみれば「人の役に立ちたい」「困っている人を助けたい」という気持ちの持ち主がいかに多いかということがわかりますね。
第8位 理学
医学に続いて硬派な学問が8位にランクイン。ザ・学問!といった感のある自然科学、物理学の分野を志す10代の意見には「化学が好き」「科学の力は無限大で色々な事を発見出来る面白いものだから。」といったセンスオブワンダーが並びました。実は大学の学部でも馴染みのある「経済学」や「工学」は10位外。現代は根源的な知を追い求める若者が増えているのでしょうか。一方「勉強がでけへんから」という「知への憧れ」を理由に挙げる素直さも見習いたいところです。
第9位 薬学
文学を抑えて薬学が堂々の9位です。圧倒的多数が「薬剤師になりたい」という具体的な望みをあげつつも「誰かの役に立ちたい」という回答も多い点が特徴です。また、非常に具体的な理由としては「製薬会社で働きたい」という回答も多く見られ、これからの社会が疫病と戦い続けなければならないという事実を今の10代が冷静に受け入れているような面もわかります。
第10位 文学
動画や写真の消費が増え「若者の文字離れ」といったレッテルも貼られがちな10代。大人がいかに頭が固く、バイアスのかかったものの捉え方をして生きているのかがわかります。「好き・得意だから」という意見や、直球で「本を読むのが好き」「書く仕事に就きたい」という意見も多く、まだまだ文字情報の発見や進化は続いていくのだなと確信しました。
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