清原果耶の画像
実力派若手俳優の筆頭といわれる清原果耶(写真:サイゾーウーマン)

 清原果耶が主演を務める連続ドラマ『マイダイアリー』(テレビ朝日系、朝日放送テレビ・東映東京撮影所制作)が10月20日よりスタート。一部ネット上で「『海のはじまり』みたい」と話題になっているようだ。

目次

・テレ朝が脚本家をテコ入れ?
・『海のはじまり』を彷彿か
・歴史的低視聴率の可能性

テレ朝『マイダイアリー』、“死に枠”でテコ入れか

 “日曜の夜にそっと心を軽くするヒーリングドラマ”をうたう『マイダイアリー』は、社会人1年目となった主人公が各話、些細なきっかけで過去の大切な思い出を振り返るヒューマンドラマ。

 大学時代を共に過ごした仲間との何気ない日常とその繋がりをノスタルジックに紡ぐ内容で、常青大学教育学部3年生の恩村優希役を清原が務めるほか、同大学に編入してきた徳永広海を佐野勇斗、主人公の友人役を吉川愛や見上愛らが演じる。

「同ドラマは、昨年4月に新設された通称『日10ドラマ』枠(午後10時15分~11時9分)でスタート。これまでは岡田惠和氏や野島伸司氏、遊川和彦といったベテラン脚本家が手掛ける“いぶし銀枠”として定着してきましたが、今期は2020年にデビューした脚本家・兵藤るり氏が担当。同枠は低視聴率が続く“死に枠”としても知られているため、今回は実質的な“テコ入れ”ではないでしょうか」(テレビ誌記者)

月9『海のはじまり』を「意識してる」?

 初回の冒頭では、川沿いの遊歩道に立つ優希と広海が登場。静かなピアノのBGMをバックに、「空……飛んでたね、サメ……」「パート2にしてやっとね」「1の時は……飛ばずに終わったもんね」「続編……来年公開だって」「来年……」といった会話を、ゆったりとしたペースで展開していた。

 その後も、繊細なセリフ回しやスローな会話劇が印象的だった同作。ネット上では「清原さんの演技、やっぱりいいな」「佐野くんがかっこ良すぎるし、映画みたいな映像もおしゃれ」と好意的な声が上がっている。