第一線で活躍を続けるシンガーソングライターのさだまさしさん。たくさんの名曲を産んできた彼ですが、今回はアルバムに的をしぼっておすすめランキングをTOP20までご紹介します。これを参考にさだまさしさんの楽曲を是非聴き直してみてください!

歌手や小説家…マルチに活躍するさだまさしとは

生年月日:1952年4月10日
出身地:長崎県長崎市
血液型:A型
ジャンル:歌謡曲、ニューミュージック、フォークソング

フォークデュオ・グレープでメジャーデビューし、『精霊流し』などのヒットにより全国区に。ソロに転向してからも『雨やどり』や『関白宣言』など、数々のヒット曲を生み出し、長年活躍を続けるシンガーソングライターです。

ライブで披露するMCも人気で、ときには歌唱時間よりも喋っている時間の方が多いときも。MCのみを集めた作品も発売されているほどです。

また小説家としても活動し、『解夏』や『眉山』などの作品も発表、マルチな活躍で不動の地位を築いています。

さだまさしの人気アルバムTOP20(第20位〜第11位)

第20位:古くさい恋の唄ばかり(1996年発売)

1996年10月25日にリリースされ、オリコン最高42位にランクインした22枚目のオリジナルアルバム『古くさい恋の唄ばかり』。

遠い青春時代の恋愛の記憶を歌った『映画館』や、唐詩の大家李白の『静夜思』に出てくる「牀前月光を看る 疑ふらくは是れ地上の霜かと」という言葉をモチーフにした『月の光』など、全11曲が収録されています。

第19位:第二楽章(2014年発売)

2014年9月10日にリリースされ、オリコン最高7位にランクインした38枚目のオリジナルアルバム『第二楽章』。

日本音楽事業者協会の創立50周年記念作品であるアニメ映画『ジョバンニの島』挿入曲に起用された『遠い夏』や、橋幸夫さんへの提供曲『夢の轍』、鈴木雅之さんへの提供曲『十三夜』などのセルフカバーも収録されています。

第18位:LIVE 二千一夜(1993年発売)

1993年9月25日にリリースされたライブアルバム『LIVE 二千一夜』。

1993年7月21日にフェスティバルホールで開催された、さだまさしさんのソロデビュー後通算2001回目のコンサートの模様が収録されたいます。

『山ざくらのうた』を皮切りに、日本の四季の移ろいを歌う構成に酔いしれる情緒あふれる作品となっています。

第17位:Reborn ~生まれたてのさだまさし~(2018年発売)

2018年7月4日にリリースされ、オリコン最高5位にランクインした41枚目のアルバム『Reborn ~生まれたてのさだまさし~』。さだまさしさんのJVCケンウッド・ビクターエンタテインメントに移籍後初のアルバムとなりました。

このデビュー45周年アルバムにはナオト・インティライミさんやレキシの池田貴史さんなどの若手アーティストとのコラボレーション作品も収録されている意欲作となっています。

第16位:美しき日本の面影(2006年発売)

2006年9月13日にリリースされ、オリコン最高15位にランクインした32枚目のアルバム『美しき日本の面影』。

このアルバムにはグレープ時代の相棒である吉田政美さんが参加しているほか、歌詞カードにも2人のツーショット写真が使われており、往年のファンには嬉しい内容となっています。

恋人同士のやり取りの一場面を季節の持つ様々な表情に見立てて表現した『桜桃』や、現代の子供達を温室の観賞植物に見立てて表現した『鉢植えの子供』など、今のさだまさしさんの視点からみた日本の姿を写しとった楽曲が多数収録されています。

第15位:心の時代(1998年発売)

1998年9月23日にリリースされ、オリコン最高25位にランクインした24枚目のアルバム『心の時代』。

星野道夫さんの写真集『風のような物語』に感銘を受けたさだまさしさんが、現代を生きる人々が忘れがちな、自分と自然の関係を振り返って欲しいという願いを込めて制作された作品となっています。

「思い出」をテーマに、思い出の役割を恋人を失った女性の心理表現で語った『クリスマス・ローズ』や「雨」を心に生じる様々な心境に置き換えて人の深層心理を表現した『驟雨』など、全11曲が収録されています。

第14位:美しい朝(2009年発売)

2009年6月10日にリリースされ、オリコン最高9位にランクインした34枚目のアルバム『美しい朝』。

東海ラジオ放送開局50周年イメージソングに起用された『霧に消えた初恋 〜Radio Days〜』や、東海テレビ放送開局50周年記念スペシャルドラマ『長生き競争!』主題歌に起用された『一期一会』など、多数のタイアップ作品が収録された作品となっています。

第13位:夢百合草-あるすとろめりあ- (2002年発売)

2002年2月27日にリリースされた27枚目のオリジナルアルバム『夢百合草-あるすとろめりあ-』。

『勇気凛凛〜故 加藤シヅエ先生に捧ぐ〜』や『小さな手』などが収録されています。

第12位:風の軌跡(2015年発売)

2015年7月8日にリリースされ、オリコン最高8位にランクインした39枚目のオリジナルアルバム『風の軌跡』。

ジャパネットたかたのCMソングにも起用された『みらいへ』や、2013年秋から2014年春まで「週刊朝日」で同名の小説が連載された『ラストレター』などが収録されています。

第11位:とこしへ(2005年発売)

2005年9月7日にリリースされ、オリコン最高8位にランクインした31枚目のオリジナルアルバム『とこしへ』。

戦後60年の年にリリースされたこのアルバムには、自分の活動の一つに終止符を打つ覚悟とこれからの活動に更に意欲を持とうという決意の想いが込められたものとなっています。

失恋した女性が故郷に帰る気持ちに、自身の若い頃、挫折し故郷長崎に逃げ帰ったさだまさしさんの当時の心境が重ねられた『さよならさくら』や、誰もがとこしえに平和に、そしてしあわせになって欲しいという願いが込められた表題曲『とこしへ』など、全11曲が収録されています。