今年は節目の年だからこそ、改めて子どもの権利について子ども自身や大人はもちろんのこと、政策決定者や市民団体、教育関係者やメディアを含め、広く社会全体に向けて理解促進のための場を創ることを目的に開催する。

参加対象者は子ども・若者、保護者、教育関係者、NPO/NGO、行政関係者など誰でも。参加費は無料だが、分科会は一部有料。テーマは「いっしょに学ぼう!つくろう!広げよう!~ひとりひとりの『声』が迷子にならないように~」となっている。


また、会場内には出張「プレーパーク」を用意。子どもにとって大切な権利の一つ「遊ぶ権利」。自由な遊びを通してありのままの自分を出せるような、子どもが主役の遊び場「プレーパーク」の雰囲気を味わえる。

メディアと子どもの権利について考える分科会も

フォーラムでは、子どもの権利条約や子どもの参画、学ぶ権利などに関する約15の分科会が開催される予定。そこでPIECESは、メディアと子どもの権利について考える分科会を実施する。

昨今、企業広告やSNS等を含む広義のメディアが子どもの心身の健康やウェルビーイング、そして社会の文化に影響することが研究からわかってきており、メディアのあり方を見直すことが急務となっている。

分科会では、子どもたちへのインタビューを通して見えてきたメディアに関する子どもの声やまなざしを報告するほか、国や企業など様々な立場で情報を発信するメンバーとともにパネルディスカッションを行い、子どもの権利とウェルビーイングの観点からメディアのあり方を捉え直す。

開催日時は11月10日(金)10:30~12:30(開場10:15)で、場所は立教大学池袋キャンパス 14号館D401。参加費は無料、定員は100名。

PIECESファウンダーであり、Everybeingの共同代表、児童精神科医の小澤いぶきさん、積水ハウスの箕輪憲良さん、NHKエデュケーショナルのチーフ・プロデューサーの藤江千紘さん、こども家庭庁の安藤温子さんが登壇する。