■自己診断の悲劇

検査の結果、女児の歯は転んだ拍子に鼻の奥深くに入り込み、そのまま4年間埋まっていたことがわかりました。

彼女は度々鼻の痛みを訴え、鼻水が止まらない状態でしたが「鼻炎か何かだろう」と自己診断した母親は適当に薬を与え、特に気にかけることもしなかったそうです。

■もう苦しくない

その後、鼻の奥に埋まった歯は手術で無事取り出されましたが、執刀を担当した医者は「4年近く歯がうまっていたので、根本が粘膜に埋まっている状態でした」とコメント。

一方女児は「もう鼻が苦しくないのは嬉しい!」と喜んでいることも報道されています。

母親もまさか抜け落ちた歯が別の部位に埋まるとは考えもしなかったでしょうが、もう少し子供の訴えを詳しく聞いてあげればよかったのでは…と思わずにはいられません。