近日、中国の陝西省にて、6歳の女の子が度々呼吸困難を訴えるため両親が病院に駆け込むという事案が報道されました。

はじめは呼吸器の問題かと思われたこの症状が、実は「歯」によるものだったとわかり、大きな話題となっています。

■鼻の中に歯

現地メディア「沸点視頻」の報道によると、事の真相は6月22日に鼻の痛みと呼吸かしづらいと訴えた女児の為、心配になった両親が病院へ出向いたことから発覚。

問診では全く問題が見つからず、医者が訝し気にレントゲンを撮ったところ彼女の鼻部分に歯のようなものが写っていたそうです。

「何故鼻の奥に歯が生えているんだ?」と驚いた医者は、以前何か変わったことは起こらなかったかと母親に尋ねました。

■そういえば4年前に…

そこで母親は、女児が2歳の頃誤って椅子から落ちてしまい歯を1本なくしたことを思い出したと言います。

当時、怪我の瞬間を誰も見ていなかったことから、女児は「気が付いたら歯が1本なくなっていた」という状況に陥っていました。また、抜け落ちたのは乳歯だから…と思った家族は、以降永久歯が勝手に生えてくるだろうと治療せずに放置していたのだとか。

しかし、その抜け落ちた歯こそが呼吸困難の原因であったのです。