■加害者と母親は恋愛関係に

その後、警察懸命な調査の甲斐あり、加害者の男は姉妹の母親と恋人関係にあったことがわかりました。

最初は母親とデートを重ね関係を築いていたはずが、娘らに会わせた途端「自分はロリコンだ」と告白し、二人と性的な関係を持ちたいと懇願してきたとのこと。

「お金を払うから…」「本当にお願いだ」と持ち掛けられた母親はついに断り切れなくなり姉妹を差し出したんだそうです。

一連の流れを聞いた裁判所の人々は、あまりのひどさに閉口するしかなかったでしょう。

■心の傷は消えない

男はこの姉妹以外にも14歳の少女をレイプしたという前科があることから、近日懲役22年の判決が下されました。

また、娘を売った母親も懲役20年と宣告されており、そのあまりにも酷い行為に裁判官からは「人間としてありえない」と叱咤されていたのだとか。

幼い頃から性的虐待を受けた姉妹はトラウマを持ち、今後の人格形成に問題があるのではと心配されていましたが、現在は比較的落ち着いた状態だそうです。