君はファンのことを決して忘れなかった

さらに「君が14歳の時、僕は『まだ君の時ではない』と伝えなければならなかったことを覚えている。そして僕たちは再会を約束した。多くの人なら諦めるところだけど、君は違ったね。君は戻ってきて、それから数ヶ月のうちに世界中がリアムを知ることになったんだ。そして、君はファンのことを決して忘れなかったね。君が、君に会いたいと言ってくれる人々とどれだけの時間を過ごしているか、僕は見てきた。君は本当に人々を思っていたよね」とリアムの芯の強さとファン思いな心を称えたサイモン。

リアムとの思い出を振り返ったサイモンは「去年、君は僕のところに来てくれたね。会議のためではなく、ただ座って話をするために。そして、僕たちは一緒に過ごした楽しい時間を思い出したし、父親になれたことを君がどれだけ誇りに思っているかも話してくれたね。君が帰った後、僕はあの頃出会った優しくて素敵な少年がまだ君の中にいると、改めて思わされたよ」と、成長しても変わらないものを持つリアムについて語り、「君の息子、ベアに会った。彼は君と同じ笑顔と、君が持っていたあのキラキラとした目をしているね。君が成し遂げたすべてのこと、そして君がそれらをどのように成し遂げたかを、きっと彼は誇りに思うだろう」とリアムの遺した息子にも気を配った。

「君たちは本当に兄弟だった」

最後に「僕は(ワン・ダイレクションの)5人をいつも兄弟のように思っていた。そして、今日彼らのメッセージを読んで、君たちが本当に兄弟だったのだと感じている。そして今、リアム、君がいなくなって、君がどれほど多くの人々に影響を与えていたのかを感じている。君はあまりにも早く僕たちのもとを去ってしまったからね」と5人の絆を称えたサイモンの追悼文は、「我が友よ、安らかに。君の家族に愛と祈りを送ります。サイモン」と締め括られた。